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5月25日午前 菅官房長官会見:前川氏を「地位に恋々」攻撃





記者
「朝日新聞のヒサナガと申します。
加計学園についてお伺いいたします。
獣医学部新設に関して、総理のご意向があったなどと記された文書について、前文科次官の前川氏が、在職に示された、まあ、実在する文書であるという旨の証言をいたしました。
17日の会見で、長官は、あの、『怪文書みたいな文書である』と、いう言及をされましたが、怪文書との認識は、お変わりないでしょうか。」

菅義偉(官房長官)
「え、まずですね、今日の報道で承知しています。
で、今言われました文書について、えー、文部科学省が行った調査結果では、存在は確認できなかった。こういうふうに報告を受けております。
また、報道の内容に関連して、獣医学部の新設にか、関する一連のプロセスについて、内閣府と文部科学省に確認をしたところ、内閣府は、文書に書かれているような、官邸の最高レベルが言ったと、とか、あるいは、総理のご意向とか、いうことを言った事実はないし、総理からそういった指示は一切なかった。こういう報告を受けています。
ま、一方で、文部科学省の方も、松野文部科学大臣が国会で答弁したとおり、総理から文部科学大臣及び文科省に対し、指示を受けたことは一切なかった。ま、こういうふうに・・・ま、説明をしております。
また文書の中に、私の関係が書かれている部分があります。私は、そうした書かれているような説明を受けた覚えは全くありません。
そして、私の補佐官にも状況説明したということですけれども、補佐官に確認しても、全く、そうした事実はない。というふうに聞いております。
また、今回の報道で、えー、前川氏は、文部科学省を辞めた経緯について、まあ、自分に責任あるので、えー、自ら考えて辞任を申し出た、こういうふうな、あー、記事がありましたけれども、私の認識とは全く異なっておりまして。前川氏は、今回の文科省の天下り問題については、再就職監視委員会、その調査に対して問題を隠蔽した、文部科学省の事務方の責任者であって、かって、また本人も、文科省の再就職の、えー、OBの再就職の斡旋に直接関与していた。こういう報告になっています。
そうした状況にもかかわらず、当初は責任者として、自ら辞める意向を全く示さず、地位に恋々としがみついておりましたけれども。その、この天下り問題に対する世論からの極めて厳しい、批判等に晒されて、最終的に辞任をされた方であると。このように承知しています。
私から、今の質問について以上です。」


記者
「関連して朝日新聞のヒサナガです。
あのー、前川氏はその証言の中で、加計学園を前提にして、あのー、選定が進んでいた、行政が歪められた、ということも言ってるんですが、この点についてはいかがでしょうか。」

菅義偉(官房長官)
「あのー、これについてはですね、え、全くそういう事実はないというふうに思います。
国家戦略特区、については、過去何年も、まあ、手がつけられていなかった規制の岩盤にドリルで風穴を開ける制度であります。
今回の獣医学部新設については、国家戦略特区法に基づく、手続をえて(経て?)、行政が歪められたとは全く、指摘は当たらないと思います。
例えば、今日まで、農業委員会の見直しだとか、一般企業による、農地の取得、また、病床の緩和など、民主党政権でも閣議決定をされたにもかかわらず、たな晒しになっていたものであります。
さらに獣医学部の新設でありますけれども、今治市が、平成19年以降、十五回続けて、愛媛県と共同で、構造改革特区を活用した提案を行い、提案の当初から加計学園が候補として、記載されていたということも、これ、事実です。
民主党政権の間にも、七回にわたって要望があり、それまで『対応は不可』とされてきた措置を、平成21年度の要望以降は、『実現に向けて検討』と民主党政権でも格上げをされております。そして、それを、安倍政権が更に前進をさせて実現された。これが事実であります。
なお、今治市は、今治新都市開発事業に着手した昭和58年から、すなわち加計学園による獣医学部の誘致を決める前から、今回無償譲渡する土地を、高等教育施設用地と位置づけて、歴代の首長が大学誘致を目指し、市議会も、将来的に市が土地を購入することを、平成12年、平成19年、平成20年と、三回にわたって議決をしていたと。え、このように報告を受けております。」


記者
「朝日新聞のヒサナガです。
あのー、前川氏は、今回の当該文書はある、というふうに証言をしているわけですけれども、文科省は『文書の存在を確認できなかった』という調査結果を公表しています。再調査の必要についてはどうお考えでしょうか。」

菅義偉(官房長官)
「いずれにしろ、文科省で、えー、ま、適切に対応されるんだろうというふうに思います。」

記者
「関連して朝日新聞のヒサナガです。
あのー、野党側は、前川氏の国会招致を求めていますが、これについてはどのようにお考えでしょうか。」

菅義偉(官房長官)
「ま、国会のことは、従来通り、国会で、決められることだろうというふうに思います。


記者
「TBSの橋口です。
関連して伺います。え、前川前次官はですね、TBSのインタビューの中でも、えー、『怪文書ではない』というふうに証言しています。
官房長官はこれまで会見で何度もですね、信憑性はないというふうに答えている中で、改めて、えー、前川氏はこのような証言をしていることについてどう受け止めておられますか。」

菅義偉(官房長官)
「今、私が申し上げた通りであります。
文書については、あー、文科省が、行った調査では存在を確認できなかった。そしてあの文書に書かれているように、いー、『官邸の最高レベルがいっている』とか、『総理のご意向が』とか、いうことは内閣府は言った事実はないということを、報告を受けております。」

記者
「関連して伺います。
先ほど、調査については文科省に、あのー、任せるというふうに仰いましたけれども、政府として、その、こういう証言をしている前川氏にですね、直接話を聞いたりする機会を設けるというお考えはないでしょうか。」

菅義偉(官房長官)
「いずれにせよ、そこは、あの、文科省の方で対応するんだろうと思います。」


記者
「関連して伺います。
さらに、あの、インタビューの中ですね、あの、先ほども長官がお答えになっていましたけれども、前川氏は、『文科省の力が及ば、及ばずにこういう形になっている行政の形はおかしいんだと説明する責任はある』と。『あるものをないと言ったり、知っていることを知らないというのはこれ以上やるべきではない』ということを述べています。
国家戦略特区をめぐって、文科相の元トップがここまで証言されていることについて、政府としてどうお考えになりますか。」

菅義偉(官房長官)
「ご自身が・・・せき、責任者のときに、もしそういう事実があったら堂々と言うべきじゃなかったですか。」



記者
「ジャパンタイムズの(聴取不能)と申します。
あの、官房長官が先ほど言われたことはですね、まあ、内閣府なり、担当者はそう言ってるだけで、はっきり言えば証拠は何もないわけですよね。ですからまず、この文書がちゃんとでたか、あるのかどうかと、いうのをまず確認するのが先決で。
まあ、それにじゃあ、その、文科省のですね、まあ、総理のいわれたような発言がちゃんとあったらどうかとはまたちょっと若干別の問題だと思うんですけれども。
その、前川さんは、その、朝日新聞のですね、あの、インタビューの方で、あのー、文書を専門教育科の職員から貰ったと。それから、昨年の9月から、9日から10月31日の間にですね、あの、そういう説明を受けたと。文書は(聴取不能)9月28日、10月4日に、まあ二つ貰ったと。日時と、貰った人まで特定して答えているんですけれども。
これに対して、文科省の調査はですね、共有ファイルを見ているだけで、個人のパソコンは何も見てない、ということで。はっきり言って、これはもう、何も子供だましに等しい調査だと思うんですね。
ですから、まあ、ここら辺を踏まえてですね、例えば、専門教育科の人に聞くなりですね、個人のパソコンを調査するなりですね、そういう物証の調査がしっかりないとですね、あの、水掛け論になると思うんですけれども。こういった調査は必要じゃ・・・」

菅義偉(官房長官)
「文部科学省で調査した結果、無かったって言ってるわけですから、それはやはり、文科省を尊重する、文科省で対応する、話だというふうに思います。
それと同時に、ご自身が事務次官のときですから、そこについて・・・そこは、あのー、当時の、あの、新聞報道によれば課長ですか。あー、どなたかの説明を受けたということを言われてました。あの、文科省においても、そこは適切に調査している。こういうふうに思っています。」


記者
「ジャパンタイムズの(聴取不能)です。
あのー、先ほど、確認ですけど、文科省が対応されるって話で、いや、専門教育科の職員に聞き取りを行うなりですね、個人のパソコンを調べるなり、ということに関しては、しないんでしょうか。」

菅義偉(官房長官)
あのー、いずれにせよ文科省で、えー、対応を・・・することですけれども。
文科省の調査では、担当課の職員にも聴取を行った上で、えー、該当する文書の存在を確認できなかった。こういうふうに報告をしているところであります。」

記者
「あ、ジャパンタイムズです。
それは先ほども聞きましたし、前から聞いてるんですが。
要するに、今回の事態を受けてですね、個人のパソコンを調べたり、改めて職員から聞くということは、しないんでしょうか。」

菅義偉(官房長官)
「ですから、その、えー、担当課が、×△、あの説明してるようだ、ということですけれども。
先般の調査において、担当課の職員にも調査を行った上で、担当する文書の存在は確認できなかった、とされている。えー、そういう報告を受けているということであります。」

記者
「ジャパンタイムズです。
あの、恐縮ですけれども、先般の調査の話は聞いてますし、先般の調査はパソコンも調査してないでしょうと。今回の前川さんの証言も出ていない時点ですと。改めて専門科の、専門教育科の人に聞いたり、個人のパソコンをですね、パソコンを調べることはしないんでしょうか。」

菅義偉(官房長官)
「ですから、そこは、あのー、文科省において適切に考えるだろうというふうに思います。」


記者
「東京新聞の生島です。
あのー、先ほど、あのー、冒頭の質疑の中で、えー、前川前次官がですね、辞められた経緯について、まあインタビューで答えられていること、と、私の認識は全く異なる、まあご説明がありましたけれども。
まあ、あの、これを踏まえてですけれども、まあ、前川氏がそのインタビューで答えていらっしゃるですね、まあ今回の一連の問題についての証言全体の信憑性についても、政府としては疑っているというか、まあ高くない・・・」

菅義偉(官房長官)
「ですから文科省の調査と結果と違うということを、言われてるんじゃないでしょうか。」


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森友・加計問題に関する安倍答弁を文字起こし。
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