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7月14日 山本幸三内閣府特命担当大臣閣議後記者会見


目次
 1、「広域的に」の決定過程
 2、日テレ・アンケート
 3、閉会中審査開催の決定について
 4、「広域的」概念







1、「広域的に」の決定過程

記者
「テレビ朝日の川村です。加計学園の問題で。
昨日、民進党の加計学園の問題を議論する会合で、その、塩見参事官が出席されて、その、広域的に存在しない地域というその限定条件の決め方ですね、経緯について、ワーキンググループでなく、ま、大臣もこれまでもおっしゃっていましたが、委員に意見を聞いてそれを決めたというような話をされていて、それについてその民進党の議員から、非公式な場でね、結局決めているじゃないかと、不透明だというような批判が、昨日上がりました。
2点お伺いしたいんですが、えっと、まず、(1)どうして最終的な非常に重要な『広域的に』という限定する部分を、ワーキンググループなりそういうオープンな場というか、公式の議論の場で話し合って決めなかったのかという点と、(2)その「広域的に」という限定の条件は、大臣が御提案されたのか、それともどなたか意見を聞かれたワーキンググループの方から提案が、こういうふうに入れたらどうですかという提案があったのか、その2点についてお伺いできますか。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
(1)について
あのーですね、ワーキンググループというのは、規制改革の実現に向けて所管省庁と折衝を行うのが役割であります。えー、つまり、制度を改正するかどうかということを決めるのがワーキンググループの役割であります。
えー、したがって、えー、諮問会議取りまとめ、そうしたですね、諮問会議取りまとめの文案調整というのは、あー、その制度を変えるということが決まった後にですね、ワーキンググループで、その後に諮問会議で合意することになる各大臣及びその事務方の役割ということになります。
えー、つまり、制度を変えるというかどうかはワーキンググループで議論して決める。
それが決まった後に、じゃあ、その上で、諮問会議取りまとめ文案調整をどうするかというのは、これはワーキンググループではなくて、えー、各大臣、そして事務方が詰めていく作業であります。
したがって、あのー、ワーキンググループでそういう了解を得るとか、そういうことは、手続上必須の要件ということではありません。役割が違います。
一方で、政府としては、折衝の当事者であるワーキンググループの委員の御意見も十分に踏まえて判断することが重要でありますので、えー、その委員には、取りまとめ文案について、修正内容を含めて了解をいただいた上で、話を進めていくということになります。
(2)について
えー、それから、広域的というのは、私が指示いたしました。ま、それは従来から何度も言っているように、それまでの、おー、文科省や農水省、そういう役所同士のやりとり、それから、あー、獣医師会の、反対意見、そういう、それから、有識者議員の意見等も踏まえてですね、私の頭の中に幾つかのバリエーションがあって、えー、まあ、最初は打出しは、我々の提案で出しましたけれども。ま、それでもちょっと心配だという話があるということでありましたので、「広域的に」と入れろということを私が指示して、最終文案を調整し、そして、えー、文科省、農水省と調整した上で、これで結構だということになって、審議会、えー、諮問会議の取りまとめの文案ということになったわけであります。以上です。」


記者
「関連ですいません、大臣。
お答えできないのかもしれないのですが、委員の方に最終的に了解を得たということなのですが、それは方法は面談してなのか、まあメールなり事務方を通して提案、こういうふうにしましたということで、持回りというのですかね。えー、了承を得たのか、その辺のもしお話しできる範囲で教えていただければと思います。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「えー、基本的には私が指示して、こういう文案でやるというので、了解を取れということで、要するに諮問会議のメンバーには、あー、事務方を通じてやることもあります。大体事務方でありますが
この点について、八田先生とは私は電話で話をして、了解を取ったということであります。」








2、日テレ・アンケート

記者
「日本テレビのシロマと申します。
今回、日本テレビでは、獣医師養成課程のある全国の大学にアンケートを実施しました。
アンケートの結果、以前、大臣が日本の獣医学部の質は落ちていると御発言されたことについて、質は間違いなく向上している、それから根拠もなく論理性に欠ける発言、獣医学教育の改善に関する取組を理解しているとは考えられず危機感を覚えるなど、多くの大学から意見が寄せられましたが、そのような意見に対して、どう受け止められていますか。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「あのー、私は、評価というのは、当人たちがやることではなくて、第三者がやることだと思って、おります。当人たちは一生懸命やっているということは、あー、え、そういうふうに決まっている話だというふうに思いますから。
その第三者というのは、国際的な評価機関がありましてね、そこで、えー、世界の大学の獣医学部のランキングを出しているわけでありまして。それを見ると、50位以内に、入っているのは東大が34位で1つ入っているだけということでありますから、その辺では国際的にはまだまだだと言わざるを得ないと。
ま、それから、確かに、向上しているということは確かですが、その前に、えー、ちょっと正確な名前は忘れましたが、あの、そういう、文科省の協力者会議などからしっかりと中身を向上させるべきだという提言が出て、えー、それを受けて、OIEの動向を踏まえたコアカリキュラムをきちっとし、するという方向で努力しているということは、理解しています。
ただ、まだ、十分ではないというように判断、第三者からはそういうふうに評価されているんだろうというふうに思います。
ま、それから、そういうことに詳しい有識者からも聞きましたが。あのー、やっぱり、定員超過で、えー、結構、多くの大学がやっているものですから、だから、講義もやろうとしても、きちっとした、机と椅子もない。通路に座って聞いている。あるいは実習の際も、実際に、実習の施設は定員のものしかありませんから、すると実際には自分でできないで後ろからのぞいているだけだと*、いうようなことで、これで大丈夫かなと、そういうふうに感じた先生方の話も聞いたこともあります。
いずれにしても、一生懸命頑張っているという気持ちはよく分かりますが、評価は第三者がやるべきことだというふうに思っておりす。」
 *同じことを述べているものとして「7月10日 2 参議院 文科・内閣連合審査会4 青山繁晴」の「2、定員超過の是正」の箇所参照


記者
「日本テレビ、シロマともうします。
同じくアンケートに関しまして、国家戦略特区での選定に当たって、去年11月の戦略特区の諮問会議において、初めて『広域的に獣医学部が存在しない地域に限り』という文言が入ったことについて、全国の大学のうち四つの大学が、『加計学園ありきだ』というふうに回答して、選定の公平性に関して疑問を示しました。
こうした声をどう受け止められますでしょうか。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「それは単なる誤解だということは、これまで何回も、説明してきたとおりです。
『広域的に』と入れたからといって、え、加計学園、加計学園というか、加計学園が決まるのは公募で決まるわけですから、まだそんな段階ではないわけでありまして。えー、今治に、それで決めたというようなことは全くない。
『広域的』な定義というのは、きちっとしてる、示しているわけではなくて、それは一つの都道府県だけではなくて、少し周辺も見て、えー、えー、他の獣医学部がなければ可能ですから、全く他のところを排除しているつもりはありません。
それは今までも何度も国会答弁で答えてきたところであります。」

記者
「ありがとうございます、日本テレビです。
最後にですね、えっと、今のご発言に関しまして、そもそも公募の前の、諮問会議の以前から、加計学園という名前が出ていて、諮問会議メンバーの中にも獣医学教育に精通している人が見受けられず、やはり加計学園ありきだったのではないかという具体的な声も寄せられていますが、そこに関してはいかがでしょうか。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「ちょ、ちょっと質問が、よくわからないけど」

記者
「諮問会議以前から加計学園というような名前が寄せられていて、そもそも、ほかの大学が入り込む余地がなかったんじゃないか、もうその前から、加計学園ありきというように、ま、認識されている大学も、意見として寄せられているんですが。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「ええ、加計学園って、それは今治市は構造改革の時には、加計学園という名前を出していましたからね。ただ、国家戦略特区については公募ということでやろうということで、えー、今治市が提案しているわけですね。それを我々は見てやっているわけで、えー、最終的に公募で加計学園というのが決まっていくわけですけれども。
だから、その点は、あー、もう何度も言っていますけれども、はじめてきたんだから、あれだけども、9月7日に加計理事長が私のところに来ましたけれども、最終的には公募で決まるんですよと、きちんとルールに基づいてやりますからねと、私も直接申し上げて終わりました。えー、その意味では、全く加計学園ありきというような話で、やっているわけではありませんので、その点は是非よく理解してもらいたいと思います。」







3、閉会中審査開催の決定について
記者
「あのー、共同通信の荒井です。
加計学園の獣医学部新設問題に関係してなんですけれども、昨日、安倍首相が閉会中審査に応じるということで、当初、自民党側は一度拒否をされたようですけれども、あの、首相が受け入れるということから一転して、開催されるということになりました。
ま、自民党側には、当初から、堂々巡りになるというような意見もあって、閉会中審査には否定的だったと思いますが、今回のこの獣医学部新設については、内閣府も絡んでくるんですけれども。
こうした経緯を踏まえて、今回の開催について、大臣の受止めをお願いしたいんですが。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「いや、あの、総理も是非、きちんと説明したいということで閉会中審査を、いや、予算委員会ですね、やろうということですから、大いに結構ではないかというふうに思います。   (←「国会がお決めになること」って言わないと!)
私も従来から、きちんと説明してきましたが、改めて、えー、説明させていただければというふうに思っています。
この前の、ときには、もっと私に聞いてくればきちんと説明するのになと思っていたんですけれども。
えー、そういう意味で、しっかりと聞いてもらえれば十分な説明をできるだけやりたいというふうに思っています。」


記者
「これに関連してなんですけれども、野党側からですね、和泉首相補佐官の国会への、閉会中審査への招致という声も、要求も上がっていますが、まだこれは何も決まっていないのですけれども、その点について、大臣はどのようにお考えでしょうか。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「それは国会が決めることだから。えー、国会、理事会で決めることだというふうに思いますので、それに任せたいというふうに思います。」
(こっちでは「国会が決めることだから」)


4、「広域的」概念
記者
「あの、東京新聞の村上です。よろしくおねがいします。
あの、先程の話でちょっと確認で教えていただきたいんですけれども。
大臣の判断で、その『広域的に』という文言を入れられたということですが、改めて『広域的に』という言葉の定義、どのぐらいの範囲というふうに想定されて大臣はその言葉を入れたのか、その定義を改めて教えていただいてよろしいですか。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「きちんとした定義があるわけじゃありません。何キロから離れたらとか、そういうのはありません。
ただ、あー、その前の段階のレベルだと、おー、自分の県内に、その、あるとできないけれども、自分の県、になければできるのではないかという解釈もあり得たわけですね。
それだと、ちょっと隣の県ですぐ近くにあってですね、ということも、になると、既存のところからも、えー、ちょっと困るというような話も出ているやに聞きましたし。それから、基本的に我々は産業動物獣医師の偏在、いー、特に感染症対策、水際対策が非常に大事だということで、そこのところは、大事だというふうに思っていましたので。えー、それを含めて、それから獣医師会の反対もあって、もう少し、自分の県になければ良いというのではなくて、もうちょっとこう広い感じでですね、ないところを、まず、埋めていくということから始めた方が良いのではないかと、そういう感じです。
だからこれは、その、どこだったらどうかというきちんとした定義があるわけではないので、えー、ま、若干、そういう意味の、厳密さというのはありませんけれども、基本的に、周囲を見回して、えー、近くにはないと。そして同時に、産業動物医師の、不足しているところを中心に考える、特に感染症対策、水際対策の観点から考えるということが、主な理解として、そういう、文言にしたわけであります。」

記者
「東京新聞村上です。ありがとうございます。
そうしますと、同じ都道府県という意味ではないということは一つ当然としてあるものの、例えば隣県であっても、近くでなければ、まあ少し離れているようなところであるならば、広域的にということにも該当するということですね。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「はい。」

記者
「ちょっと非常に我々の素人感覚で恐縮なんですけれども、普通広域的にといった場合に、やはり隣県、隣の県ですと幾ら距離的にちょっと離れていたとしても、それは広域的には当たらないんじゃないかというふうに捉えるのが、ちょっと素人的な感覚になるかと思うんですが、結果今回、そういったことで京都産業大学さんのほうも手を下げられた経緯があると思うんですけれども。
なぜ、ちょっとそういった解釈にですね、少し幅が持つような、『広域的に』という言葉にされてしまったんでしょうか。
もう少し何か具体的な言葉にされていれば、そういった思い違いみたいなものというのは起こり得なかったんじゃないかなと思ったんですけれども。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「京都産業大学は、その、そこで落とされたなんて感覚を我々は全く持っていません。
獣医師会も思っていなかったと思いますよ。だから獣医師会、その後、1校にしろと言ってきたんだと思いますけれども。
ただ、最初のだと自分の県でなければすぐできますね、というような話になって、これだと獣医師会もなかなか納得しがたいのではないかというような話がいろいろやりとりの中でありまして。
えー、そういうのを含めて、もうちょっと範囲を広げた形にしようということでありまして。
ただそれが、えー、隣の県だったらだめだと、そんな感覚では考えていませんから、当然、我々は、きょ、京都の提案も、新潟の提案も四国の提案もある程度、頭にあるわけですからね。それを別に外すわけではないけれども、えー、他がどんどん自分の県でさえなければいいじゃないかということは避けようということで入れたわけです。」

記者
「ちょっと細かい話で恐縮なんですけれども、そうしますと大臣の感覚としては、隣の県であっても、少し離れた場所であればそれは広域的に当たるという」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「いや、その周辺で他にもなければ。」

記者
「他になければ。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「はい。」


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尾張おっぺけぺー

Author:尾張おっぺけぺー
森友・加計問題に関する安倍答弁を文字起こし。
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関連する質問主意書と答弁書は網羅。
加計学園に関連する国家戦略特区の議事録(議事要旨)も網羅。
文科省文書も掲載。
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