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7月11日 山本幸三内閣府特命担当大臣記者会見






記者
「えー、朝日新聞の岡崎と申します。
獣医学部の関連で、4条件の関係で幾つか教えてください。
えーと、4条件の中で、先端ライフサイエンスなど新たなニーズについては、あの、前回の閣議後会見の中で、製薬業界から要望書も出ているというふうにおっしゃいました。これはヒューマンサイエンス振興財団の竹中会長やAMEDの榑林執行役が個人名で出したものだと思います。今治市のホームページにも、応援メッセージとして載っています。
で、あの、製薬業界といえば、製薬企業72社が所属する製薬協が基本的に業界団体ですけれども、ここが新薬開発の分野で獣医師が必要だという要望書を出したことは、これまでありません。改めて製薬協にも取材しましたけれども、そういう要望書を出す予定もないと言っています。
本当に、製薬業界からニーズというものはあるのでしょうか。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「あの、これはですね、あのー、一番、分かりやすいものとして、京都府の提案書を見ると、製薬会社に、聞いたアンケート調査があります。ま、そこで、その(聞き取れず)に聞いて、えー、関西圏が中心ですけれども、たしか25件ぐらいの製薬会社が回答していて、えー、、毎年採れているのは5社ぐらいしかいないと、獣医師についてですね。他のところは、なかなか採れないと。えー、是非、そういう実験動物を扱うような獣医師を欲しいんだというようなことを強く要請しています。
それから、従来の獣医師、の方は、とってもですね、ある意味でいうと、使い物にならない。最初はですね。やっぱり、かなり、いー、会社で鍛えないと、えー、なかなか使いものにならないということがあって。最初からそういう、教育をしてもらった獣医師がですね、出てくれば、大変ありがたいということを、示されておりますので、そういうのを見ていただければと思います。」

記者
「その、新たな具体的な需要について、定量的に示すのは難しくて、定性的な傾向があればということを昨日の閉会中審査でもおっしゃっていました。
で、昨年9月のワーキンググループのヒアリングで、八田座長がその、新たに必要な分野の計測は可能だから、ちゃんと計測しろというふうに文科省に求めています。
これは計測可能なのではないでしょうか。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「うん、だから、どういう形で計測可能なのかですね。えー、その、アンケートで言っている何人が必要かという、そういう数字を集めれば、できるかもしれませんけどね。えー、だけど、じゃ、それが、えー、本当に、全国全てを網羅するかというと、えー、それはなかなか難しいと思いますよ。
で、それから、あー、えー、そういう、需要というものを考えるときには価格の概念がなければ意味がないというのが僕の元々の考えでね。あのー、じゃあ、どういう給料を払うから、あー、欲しいですよ、という話になってくると、そこは分かんないわけですね。
そういう需要曲線っていうのは、あー、人為的にある程度推計はできますが、それはあくまでも推計であって、結局最終的には市場メカニズムで、決めるしかないんです。もしそれをやろうとすれば、あー、何十、何百という数理、す、す、数理方程式を使ってですね、マクロモデルを作らなきゃ、できません。えー、そこまでできるかというと、恐らくできないでしょうね。
ま、だから、そういう意味では、そのアンケート調査とか、あー、そういうヒアリングとかによってやっていけば良いんだけれども、それさえもやらなかったというのが文科省の態度ですよね。」

記者
「その、あっ、すいません。朝日新聞の岡崎です。
需要と供給というのは価格だけではなくて、人的需要がどれぐらいあるかを示せというのがこの4条件の原則だと思うんですけれども。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「だから、人的需要というのは、給料を幾ら出すかによって変わるわけですよ。そうでしょ。
高い給料だったら幾らでも来ますよ。低い給料だったら、ね、行きたくないという話になっちゃうわけで。だから、需要曲線と供給曲線は価格の概念がなければ意味がないんです。
だから、数合わせだけで、やったって、えー、ま、のう、僕は農水省も、不十分だと思うのは、えー、牛の数が減っているから、ペットが減っているからと言ってるんだけど、そんなことは需要曲線とは関係ないでしょう。価格の概念がないんだから。だって、ペットが減ったって、年をとって、えー、あるいはもっとペットを大事にしようというような傾向が増えれば、価格は上がるわけですよ。」

記者
「朝日新聞の岡崎です。
前々回の、あの、閣議後会見でも、今のペットの獣医師の給料が高いからというようなこと、下げれば、というような趣旨の発言をおっしゃっていましたが、それだと基本的に全ての職種は、どんどん給料が下がっていって、デフレも解決しないと思うんですけれども。
その足りない分野を上げるという考え方はないのでしょうか。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「そこはね、国会の質疑でも、櫻井さん(櫻井充)が言って、デフレになるじゃないかと言われましたが。そこはマクロとミクロを混同しているから、そういう話になるんですと。えー、私は獣医師の話をしているわけで、獣医師のところは確かに下がるでしょうと。
じゃあ、経済学を分かっている人は、そこで止まらないんです。その、その後に、何が起こるかを考えるわけです。
つまり、ペット持ってる人が、そのペット、支払う価格、が減れば、お金が余っちゃうわけでしょう。その余ったやつ、他に使うわけですよ。ね。他に使えば、他の値段が上がってくる。
したがって、下がるやつもあるけれども、上がるやつもあって、マクロ経済で見れば、そういう、個別の議論で下がったからといって、デフレになるのではないかという議論じゃない。
だから、デフレ云々の議論をするんだったら、マクロ経済全体として考えないと、えー、えー、解決策が出ないんですね。
だから、ミクロのところで、ある部分で価格が下がったから、全部デフレになるんじゃないですかと、そんな議論じゃない。だってお金が余ったら、他に使うんだから。」

記者
「関連して、朝日新聞の岡崎です。
その、ライフサイエンスや人獣共通感染症などの対応については厚生労働省が所管となります。ただ、あの、ワーキングや分科会での議論に一度も厚生労働省の担当者が出席していないのはなぜでしょうか。
えー、昨年9月の今治市の分科会で藤原審議官が、厚労省担当者は本日は都合により欠席とおっしゃっています。発言しています。
ただ、厚労省の担当者に確認したところ、なぜ私たちが出席するのか理由を尋ねたところ、明解な回答がなく、そのまま出席要請もなかったというふうに言っていて、食い違っています。
事実関係はどうなんでしょうか。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「え。その辺の事実関係については詳しくは知りませんが。
我々は規制監督省庁とやるわけです。ね。それは文科省です。
文科省とやって、その規制、規制監督省庁が、そのー、規制が正当であるかどうかについての証明をする、挙証責任はあるわけです。これは基本です。
したがって、そっから先は、規制監督省庁が、どういう形でどこを呼んで、どこに聞き、どういうデータを持ってくるかと、それは自由です。それは、規制監督省庁で決めればいいことです。
しかし、一旦、規制をやっている以上は、その規制監督省庁が全責任を持たなければ駄目です。
我々は文部科学省を相手にしていれば良いわけで、もし文科省が規制を必要だと思ったら、文科省がいって、そういうことをやればいいし、説明をしにきてくれと言えばいいし、えー、自分たちでちゃんと、おー、勉強してね、もってくればいいんであって。我々が相手にするのは規制監督省庁、を基本的に相手にするわけですから。」

記者
「朝日新聞の岡崎です。
その点について、文科省側は厚労省や農水省に需給のデータについては出してくれるよう、内閣府からもお願いしてほしいというようなお願いをしていますが、それについて、内閣府は答えていません。
これは、文科省が勝手にそう言っているだけで、内閣府としては、その義務はないということなんでしょうか。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「それはそうですよ。
規制監督省庁とやり合うのが基本ですから。
だから、本当に必要、欲しいと思って、やるんだったら、呼んでくればいいし、もし、是非内閣府から強い要請もしてほしいということであれば、それは、応じることもあるとは思いますけれどもね。
基本は規制監督省庁とやり合うのが、この規制改革についての原則です。」







記者
「東京新聞の中澤と申します。
えーと、昨日の閉会中審査のことで、よくマスコミには聞かれると思うのですが、昨日は大臣は答弁のところでですね、まああの、大臣からも注意されることもありましたけども、御自身、昨日の説明でですね、国民への説明責任を果たしたという点でですね、自己採点で100点中何点だったと思いますか。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「え、採点は自分でやることではないと思いますから、そういうことはしません。
ただ、あのー、説明については、これまでも随分やってきましたし。
えー、しかも、その、4条件を、説明してくれと言えば、それは時間はかかるんですよ。一つ一つ、相当言わなければいけないんですからね。
それをいっていると長すぎるといわれて。じゃ4条件聞いてるんじゃないのと、いう話になっちゃうわけでね。
これ、4条件について、幾らでも説明しますよ。」

記者
「国民に対して丁寧に説明できたというふうな、まあ、大臣としては。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「私としては、ああいう、中で、えー、4条件について説明しろと言われたら、最大限、えー、そういう、ことについて、一つ一つ、言っているつもりであります。」

記者
「説明できたという理解でいいですか。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「私はそう思っています。」

記者
「じゃ、関連で質問。東京新聞の中澤と申します。
あの、前回の会見で、あの、広域的なところの質問をさせていただきまして、そのときに大臣は、スタッフの問題とかから、時間とかの問題から、まあ、その当時、内部の検討記録というのは残していないというふうにおっしゃっていて、まあ、ただ、透明性という部分については、まあ、文科省などと協議した原案を11月9日の諮問会議で文書で出しているから、極めて透明性が確保されていると、そういうふうに説明されておりましたけれども。
私がまあ、疑問、常々疑問に思っているのは、その原案を作る過程でどうだったのか、いつ誰がどこでどのようにして、そういう原案ができたのかというところがいまだによく理解できていないから、そこを、もう少し分かりやすいように、そういう疑念を払拭するように、あのー、文書を出してやるとか、そこの中身が具体的にどうだったかというふうな説明が必要だと思うんですけれども。
あの、なぜそこについては説明がないんでしょうか。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「説明しているんじゃないですか。
だって、その、「広域的」入れたときの会議録はありませんから。ま、ま、私が、指示して書かせたわけで。
えー、その前のやりとりについては、これは文科省から、あー、文書が出ていますけれども、最初の原案があり、文科省からの修正があり、また、それ、その時にいろいろな留意点みたいなものが述べられていて。ま、それを踏まえてね、それとそれまでの、いろんな議論を、おー、勘案して、私は、私なりに、獣医師会と折り合いをつけるかとずっと考えているわけで。
しかも、それを心配している文科省の立場も考えて、それで『広域的に』と入れれば、何とかいくだろうと、いう判断をしてやっているわけですね。そして、最終的にはそれを文科省も認めたと。
あの、まちょっと、付け加えて申し訳ありませんけれども、昨日前川氏が、いろいろ条件が付け加えられてきて、不透明だったと言ってるんだけれども。だって、広域的にということも、最終的には文科省と、合意して決めた話ですよね。
それから、30年4月というのは、あれは、文科省の告示ですよ。共同告示だけれども。中心は文科省ですよ。
で、それ、1校に限るというのも文科省の告示ですよ。
ね、我々と一緒に決めたね。
自分達でどんどん決めていった話ではないかと、僕に言わせればね。
まあ、何を考えているんだろうなという気持ちでしょうがないんですけれどもね。
まあ、それはちょっと追加で申し訳ありませんが。」

記者
「東京新聞の中澤です。
さっきの説明でもよく分からない。
つまり、具体的に何月何日、どこで、誰が、どういうふうにして協議したというところが一切、今日の説明でもそうですし、前回まで毎回聞いていますけれども、そこがよく出ていない。10月下旬であったり、大臣の頭の中で、そういう獣医師との意見を配慮したというふうな、そこは具体的に、いつ、誰が、どこで、どういう協議をしたのかということが一切説明がないんですね。そこをなぜ説明できないんですかね。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「いや、だって、タイミング的に、11月1日に出して(修正案を)、2日に決めたとか、そんなのは出ているでしょう。」

記者
「いや、10月下旬に、だから、そこから、わずか1週間程度だと思うんですけれども、なぜ、その、そこの期間について、はっきり何月何日どうしたということを、誰と誰が協議した、どういうことで、じゃ、広域的がついたということが、なぜ日付なり、そこにやりとりをした人物なりが、明確に説明できないんですかね、説明しようとしないんですかね。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「何月何日なんて、完全に覚えていませんよ、そんなものは。
10月の末から11月初めにかけて最終的な取りまとめをやっていくわけですから。
その間に、八田さんとも意見交換し、原さんとも意見交換し、そして、文科省とやり合って、えー、そういう中で、私は獣医師会ともいろいろやっていますけれどもね。そういうのを踏まえて、決めていくわけですからね。」

記者
「少なくとも、やりとりの、あっ、東京新聞の中澤と申します。
やりとりの文書や記録がないということは分かりました。
ただ、その原案を作るに当たって、例えば、最初の第1案があって、次に話し合いをして第2案が出て、第3案が出て、最終的な、まあ、諮問会議に出る最終案みたいな形が出ると思うんですけれども、そこの文案でもですね、国民に公開しようというふうな姿勢はないんですかね。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「だって、あの、ワーキンググループの、えー、まず、にじゅう・・・はちねん、27年か。(27年)6月8日の国家戦略特区、まあ、4条件が加わる前のね、そのときのワーキンググループでは、4条件の話は、えー、国家戦略特区の文案にするために、もう話を始めているわけですよ。あれを読んだら分かりますよ。で、既存の大学とかいろいろ書いて、それが、えー、最終的に、国家戦略特区の、6月30日の、4条件になっています。
その際に、根拠がないじゃないかという議論がいろいろなされてね、文科省は答弁に窮するわけですけれども。
そして、そこで、えー、その年度中のだから、去年3月、そこまでに結論を出しましょうと決めているわけですね。
で、そんときまでに、その4条件を満たしていないという反証をできなかったら、もう本来、そこで終わりですよ。
じゃあやりましょうと、もう決めたという判断になるんで。
だけど、そこはまだ、あー、9月、のワーキンググループまで、一応余裕を持って、待って、最終的な議論をして、9月16日に、えー、ワーキンググループで議論して。
昨日、前川さんは、文科省は従来どおりでできるできると言ってて反論がなかったと。反論してますよね。あのー、ワーキンググループ委員はね。じゃあ、具体的にどこに、えー、就職するなり、えー、どういうあれがあるかと、文科省の方で言ってくださいといったら、言えなかったわけでしょう。
だから、そこで、獣医学部は、あー、新設するということが、もう、決まったんですよ。」

記者
「いや、ちょっと。
東京新聞の中澤です。
今、4条件のことを聞いているんじゃなくて、広域的な条件のついた経緯のところに絞って聞いていまして、今、先ほどおっしゃっていることはよく分かる。挙証責任は文科省にある、それは分かるんですけれども、国民は別にそこを聞いているわけじゃ、どっちに責任があるかを聞いているわけじゃなくて、実際のその決定プロセスがどうだったのかというのをつまびらかにしてほしいと思っているわけですよ。
そこについて、説明するということについて、文科省が持っている資料なり、文科省が今まで経緯というのを知り得る限り説明するということは、いずれに挙証責任があろうがなかろうが、それは文科省が持っている情報の中で国民につまびらかにすれば良い話なんじゃないでしょうか。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「いや、だから、文科省が持っている資料は、あの、ワーキンググループの中で認定されたり、区域会議なりに出されていますよね。えー、挙証責任を曖昧にするというのは絶対、あの、認められない。それはもう、要するに、この規制緩和というのを、おかしくするだけの話ですから。」

記者
「あの、だから挙証責任がどちらにあるかじゃなくて、国民に対しての説明責任をどうするのかということなんですよ。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「いや、だから、国民に対して、説明は、国会なりで十分やっているじゃないですか。
記者会見でもやっていますし。
そのときに、確かに『広域的に』と入るのは、ま、だから、獣医学部新設というのはもう決まったんですよ。ね、9月の段階で。もう。理論的には勝負あった。
そして、じゃあ、獣医学部を新設するんだけれども、それをどこでやるかということを詰めていくわけですね。そういう議論をして。で、11月9日の諮問会議に出さなければいけませんから。その、どこにやるかについての、書く時に、えー、まあ、いろんなヴァリエーションありますよね。どこでも良いというのもあるし、いー、県に、一つ以上認めないとか、いろいろなやり方がありますよね。
ま、そういう中で、えー、いろいろ議論をしている中で、やっぱり、あのー、都道府県単位で、なければ良いという話じゃあ、やっぱり、もたないんじゃないかと。すぐ、近くにあるところからすれば、えー、学生も取られちゃうとかいう話も出てくるだろうと。そういう議論を、いろいろ、文科省と、それから、民間議員との間でやり合って、そしてまたバックには獣医師会もいますからね。
そういう議論を踏まえながら、私なりにバリエーションを持って、まあ、これは交渉ですから、えー、最初はちょっと、打ち出してこういうのを出すと。んで、確かに、それでは、やはりまだ問題だって話で、最終的に、私の判断で、これだったら獣医師会も、まあまあ、行くだろうなという判断が『広域的に』ということですよ。」

記者
「これ、最後、最後。
東京新聞中澤です。
先ほど言っていた、いろいろ、話し合って決めたと、そこの『いろいろ』のところが知りたいわけですよ。
なぜそこが言えないのですか。
そこだけ聞きます、最後。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「いろいろ、いろいろって何。ヴァリエーション?
それは私の頭の中にあって、交渉事するんだから。そんなのは最初から、出したら交渉にならないじゃない。」








記者
「えー、すいません、朝日新聞の星野と申します。よろしくお願いいたします。
大臣、この間ですね、あの、獣医師のペットの方の給料について、ちょっと高いと。で、先週、1施設5000万円以上が3割を超えているという発言がありました。
大臣ご自身は、ペット獣医師の年収というのは、大体どれぐらいがふさわしいというふうにお考えでしょうか。個人事業主、法人役員、常勤被雇用者の3パターンで教えていただけますか。
で、もう1点。総理が獣医学部をどんどん作るというふうに発言されたことについてお伺いしますけれども、この発言、通常国会が終わってからの発言で、通常国会が終わってから非常に大きな政策転換ということで非常に注目されているわけですが、この発言の真意について、臨時国会を早く開いて説明する考えというのは、必要性というのはあると思いますでしょうか。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「えーっと、まず、あの、処遇について、ですけれども、まあ幾らが適当かというのは、私が言える話ではないと思います。
ただ、一般的に公務員獣医師に比べて小動物獣医師の待遇が良いとは聞いております。
えー、獣医師の分野別推移を見ても、小動物診療が平均の増加率を超えて伸びる一方、公務員が平均以下の伸び率にとどまっておりますから、小動物獣医師の方が人気であるということをうかがえます。
で、まあ、これは確認したわけではありませんけれども、その、獣医師関係の専門家から聞いた話によれば、要するに都会の獣医師の、経営者というか、トップの方は、非常に高給だと。えー、ただ、若い、獣医師の人についてはあまり高くない給料で雇われていることが多いと。ただ、そういう人達は、将来自分が独立したら高収入が得られるからということでやっているんだというような話も聞いております。
えー、いずれにしても、あのー、えー、獣医師の数が増えれば新規参入が起こっても、これ、一定の質がなければ駄目ですけれども、えー、小動物獣医師の供給が増えて、えー、おのずと均衡するところに、決まると、それはある意味で、公務員獣医師と小動物獣医師の待遇格差が埋まるということを先月申したところですけども。じゃあ、どこまで埋まればいいかというようなことについては、それは市場が決めるとしか言いようがありません。
えー、公務員になりたいという使命感を持つ人もいるでしょうし。
ただあまりに格差が広過ぎたら、小動物獣医師ばかりいっちゃうということがありますが。しかし、一定以下に下がればそれは経営できませんから。
そこは、当然、あるところで均衡するわけですけどね。
それがどこかっていうのは、私は、そんなこと、いえないってのは、前から言っているとおり、それは市場メカニズムが決めるしかしようがない。
ただ、あの、公務員獣医師の俸給表は、行政職よりは高く設定されていると理解しております。
えー、あの、新聞に出ていましたが、厚労省の賃金構造基本統計調査によると、民間で勤務する獣医師の平均年収、約570万円ですね。医師よりは低い数字にありますけれども、全産業平均490万円よりは約80万円高いが、基本的に開業医は調査に含まれていないというふうに理解しております。
ま、こういう意味で、えー、えー、現在の、まあ、小動物獣医師のところは、若くして雇われた人と経営者とかなり差があるということがありますから、一概には言えませんけれども。しかしそれでも全体として見れば、公務員獣医師よりは、高いというところが現状のところはあると理解しています。
それから、うん。(ペーパーを渡される)
基本的に開業医は手当分というところが入ってないので、そこんところは、この統計は、開業医の、要するに経営者ですね、経営者のところは、十分に反映されてないんじゃないかというふうに思います。
それから、総理の発言ですけれども、これはあの、国会答弁でも申し上げましたとおり、従来から、あー、国家戦略特区による岩盤規制改革というのは、突破口であって、そして、それで特段の問題がなければ、全国展開していくのが基本、であります。
ま、一方で、今回の国家戦略特区を決めるときに、最終的に1校ということに絞ったわけでありますけれども、ま、当初は、『広域的に』の時は、そういう、絞るという感覚はなくて、2校3項ありえるということは考えていたわけでありますけれども。えー、そういう意味では、2校、3項、同然、国家戦略特区ではありえると。
ただ、いずれにしても、えー、将来的に問題がなければ全国展開をしていくことは、従来からの我々の基本的な考え方であって、えー、総理もそういうことで述べられたんだと理解しております。」

記者
「臨時国会を早く開いて国民に説明する必要があるかどうかという質問なのですが。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「それは国会で決めることです。」


記者
「大臣御自身としては、いかがお考えですか。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「私は、もういつでも。国会があればいつでも説明する。」

記者
「早く開く必要があるかどうか。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「これは私が一々コメントする立場にありません。」

記者
「共同通信のハマ(聞き取れず)です。
あの、今の朝日の方とも重複するんですが、えー、昨日の閉会中審査では、結局官邸の働きかけがあったのかどうかという根本部分については、議論が平行線に終わりました。
えー、前川さんが、一連の問題のキーパーソンと名指ししている和泉さんや、あるいは安倍首相が出席した上で、えー、早急に改めて審議する必要があるかどうか、山本大臣はどのようにお考えですか。」

山本幸三(内閣府特命担当大臣)
「まあ、それは国会が決めることですから、私はコメントしません。
ただ、あー、今回のように決めてきた中でですね、我々は、役所とやり合い、それから民間議員と、おー、議論をし、やりあい、そして、最終的に区域会議、特区諮問会議と持っていっている。そういう経緯をきちっと経ているわけでありまして、そのときに、私は、官邸の話なんか聞いたこともありませんよ、私は。官邸から何か言われたこともないし、そんなことを気にしたこともない。えー、きちっとルールにのっとってやると。
えー、まあ、最終的には加計学園に決まるわけですけれども、それも私はあの、一度記者会見で申し上げたように、9月7日に加計さん来られましたけども、これは公正公平なルールにのっとってやりますよ、と。最後は公募ですからね、と。きちっと申し上げているわけでありまして。
えー、そういう形でルールにのっとって、やっていったということでありますから。
全く、何をもって官邸が歪めたんだっちゅう話、全く私には理解できないし、そんな感触さえも全くなかったということを自信を持って申し上げたいと思います。」






なお、この日のこの会見の要旨も公開されてますが、とりわけ間違いが多く(文章が前後入れ替わっていたり、抜けていたり)、ここに掲載したものはほぼ全て私がやりなおしたものです。
大きな間違いというほどではないかもしれませんが、この日の内閣府で公開している会見要旨を利用する方は注意してください。
(つまり、私のものを利用したほうが、正確です。)




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尾張おっぺけぺー

Author:尾張おっぺけぺー
森友・加計問題に関する安倍答弁を文字起こし。
関連する国会審議は追加中。
関連する質問主意書と答弁書は網羅。
加計学園に関連する国家戦略特区の議事録(議事要旨)も網羅。
文科省文書も掲載。
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