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8月25日 八田達夫「国家戦略特区WG(平成27年6月5日)の議事録について」


八田達夫「国家戦略特区WG(平成27年6月5日)の議事録について」(PDF



     国家戦略特区WG(平成27年6月5日)の議事録について
                           2017年8月25日
                       国家戦略特区WG座長 八田達夫

1、当WGでは、透明性確保の観点から、運営要領(平成25年5月10日決定)に基づき、審議の内容等を座長が適当と認める方法により公表することとしており、具体的には、原則は公開としつつ、他方で提案者が非公開を望み、それに相当の理由があると認められる場合や、その他提案者を守る必要があると考えられる場合には、非公開を認めることとしてきました。また、議事録と議事要旨の関係については、4年後の公開予定の議事録を原則そのままの形で議事要旨として公表するとの運用をしてまいりました。

2、また、当WGでは、会議の一般則にしたがい、提案者が独自の判断で同席させた説明補助者について、参加者と扱っておらず、公式な発言を認めていません。したがって、説明補助者の出席・発言については、議事録及び議事要旨に掲載しないことを原則とし、提案者が敢えて公開を望む場合にのみ、例外的に掲載することとしてきました。

3、平成27年6月5日の特区WGは、提案主体の愛媛県・今治市から、「議会対策、反対派・競合相手との関係上、非公開の希望」があり、非公開の前提で議事進行しました。非公開との前提だったため、公式な参加者以外の説明補助者による非公式な補足発言も認めていました
 その後、今治市が国家戦略特区に指定され、提案が実現したことから、議論経過をできる限りオープンにすべきと私が考え、提案主体とも再度協議し、本年3月6日に、議事要旨を公開しました。その際、説明補助者の出席・発言については原則どおり扱い、また、提案者が非公開を希望しても希望を無視して公開されることがあるとの誤解を防ぐ観点から、非公開を希望していたやりとりは議事要旨では掲載しないこととしていました

4、その後、決して正常なことではありませんが、当該会議に関して、公開していない内容が報じられ、議事要旨の公開にあたって不適切な処理がなされたかのような疑念を持たれる事態となりました。このため、やむをえず、当初は非公開の前提で議事進行していたことを明らかにしました。

5、この結果、当初、非公開を希望していたやりとりについて、開示を差し控える事由が実質的になくなりましたので、議事録を公開することにしました。
問合せ先 内閣府地方創生推進事務局 TEL 03-5510-2151



なお、従前から公開されていた「議事要旨」及び今回公開された「議事録」については、本ブログ「2015年6月5日 国家戦略特区WG 提案ヒアリング「愛媛県・今治市」」を参照。


報道
・NHKニュース「獣医学部新設 ヒアリング議事録を前倒し公開 内閣府

獣医学部新設 ヒアリング議事録を前倒し公開 内閣府
8月26日 4時40分
(略)
国家戦略特区での獣医学部の新設をめぐって内閣府は、国家戦略特区諮問会議のワーキンググループがおととし6月、愛媛県などを対象に行ったヒアリングの議事録について、原則、会議から4年後に公開するとしていたのを前倒しして25日ホームページ上で公開しました。
公開された議事録には、内閣府の職員がヒアリングの冒頭、提案内容や議事内容を公開して良いか質問したのに対し、愛媛県の担当者が、新設に対抗する勢力がいることなどを理由として「非公開でお願いできたらと思っている」と答えたやり取りが記載されています。
これについてワーキンググループの座長を務める大阪大学の八田達夫名誉教授は「議事録の公開に先立って公表した議事要旨について、不適切な処理がなされたかのような疑念が持たれたことなどから公開を決めた」とするコメントを発表しました。
先に公表された議事要旨をめぐっては、民進党などが内容が改ざんされているのではないかなどと追及していました。



・朝日新聞デジタル「戦略特区WGの議事録公開 議事要旨と食い違いに批判も

戦略特区WGの議事録公開 議事要旨と食い違いに批判も
2017年8月25日21時55分
(略)
 公開された議事録は2015年6月に行われたWGヒアリングでのやりとり。冒頭、内閣府から議事内容の公開の可否を尋ねられた愛媛県は非公開を希望。八田氏が「ただし提案なさっていること自体は議会の方もご存じですね」と尋ね、県側が「はい」と答えたやりとりが記されている。
 一方、これまで公開されていた議事要旨のやりとりでは、内閣府が「資料その他、議事内容は公開の扱いでよろしゅうございますでしょうか」と問いかけ、県側が「はい」と答えていただけだった。
 ヒアリングには愛媛県や今治市とともに「説明補助者」として学校法人・加計(かけ)学園幹部も出席していたが、議事録にも学園幹部の発言は記載されていない。内閣府は「説明補助者」には公式的な発言が認められていないことから、原則として議事録や議事要旨には掲載しないとしている。
 民進党の山井和則国会対策委員長は「実際の議事内容と全く違った。あり得ないことだ」と批判。「肝心の加計学園関係者の発言は一行も入っていない」と指摘した。




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