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3月13日 参院予算委員会3 小西洋之4(安倍答弁73,74)



安倍森友答弁73




小西洋之
「では、質疑を続けさせていただきます。
では、今問題になっている森友学園ですね、の幼稚園、塚本幼稚園ですけれども、子供たちに教育勅語を暗唱させて様々な式典などでその教育勅語を唱和させているということがあの報道でもされておりますし、また塚本学園のホームページでも確認できます。
実は、このことについて安倍総理が平成二十五年に質問を受けております*1。
質疑者(*平沼赳夫を指す)とさせていただいておりますけれども、『大阪に塚本学園という幼稚園がありまして、私は行ってまいりました。幼稚園児ですから、さっきの小学校二年生よりももっとちっちゃな子たちが、そろって君が代を歌う。これは当然だと思いますけれども、あの長い教育勅語を全部言うんですね。これを黄色い声で全部やる。幼児教育というのは本当に大切だと私は思っているのでありまして、この幼児教育に関して総理の所見を伺いたい』という質問でございました。
幼児教育に関して総理の所見を伺いたいというものを教育勅語の暗唱を例示として問うている質問に対して、安倍総理は実は教育勅語については何も語られませんでした。反復練習というのは、記憶力を強化する、こう思いがちなんですが、実は、想像力、思考力を伸ばすことにも大きな影響を及ぼしている。で、寺子屋や萩の小学校の例を出されています。さらに、次がすごいんですけれども、そういうことを覚えながら、これは単に覚えるというよりも、実はそれは思考力を刺激しているということであるわけでございまして、こうした新しい教育のアプローチについて研さんをしていきたいというようなことを言っております。
私、この議事録を読んでびっくりいたしました。
安倍総理、端的にお答えください。
安倍総理は学校教育法の下の我が国の学校、幼稚園も含みます、その中で子供たちが教育勅語を丸暗記することは許されるとお考えなんでしょうか。」

 *1第185回国会 衆議院 予算委員会平成25年(2013年)10月22日
  このやりとりについては別頁「番外編 2013年10月22日 衆議院 予算委員会の安倍答弁」に掲載しました。

安倍晋三
「えー、私も今、小西委員の質問を聞いて大変驚いたんですね。えー、目が泳いでいますよ。いいですか。 (発言する者あり)
で、で、さき、先ほど目が泳いでいると言ったのは (発言する者あり)
そこでですね、そこで、今私が答弁中です。そこでですね、そこで、そこで (発言する者あり)
よろしいですか。そこでですね、(山本一太「同じことを言った」福山「いやいや、撤回してもらわなきゃ」山本一太「小西さんも、同じことを言ったから、同じことを」等)
これ、私が申し上げたのは、私が申し上げたのはですね、私が申し上げたのは、これ言わば塚本幼稚園で、いわば教育勅語を、教育勅語をですね、教育勅語をですね、言わば、あー、これを、暗記していることについて、私は、こう申し上げたわけではなくて、今、委員も、私は教育勅語については一言も答えていないというふうにおっしゃったじゃないですか。
そこで、そうおっしゃっていながら、いきなり最後に、教育勅語を丸暗記するのがいいんですかということは、これは強引というか、自己矛盾ではないでしょうか。まさに、これは、委員も今パネルに挙げられているように、これ反復練習というのはということで申し上げて、この、言わば教育勅語を全部暗記するんですねというのは、これ質疑者が言ったことでありまして、それについて私は、それを、それを、言わば例として引いていないじゃないですか。例として引いていないということは委員もお認めになったことですよ。
で、そこでですね、ま、だから私、そういうふうに申し上げたんであってですね、そこで、反復練習というのは、記憶力を強化する、えー、こう思いがちなんですが、実は想像力と思考力を伸ばす、これはですね、教育再生委員会の陰山先生がおっしゃっていて、え、反復練習を、で、この中で土堂、この中で割と、ま、この答弁は割と私の答弁の中では長い答弁だったんですが、つちど、言わば土堂小学校のですね、反復練習......(発言する者あり)これ大切なところですから、土堂小学校の反復練習とかですね、あるいはこれは萩の明倫館小学校でですね、これは吉田松陰先生の、えー、言葉を一日一回みんなで反復練習をするんですが、反復練習という中においては、これはただ単に、記憶力というのではなくて、これは想像力を刺激するということについてはですね、そういう研究の成果について陰山先生が発表されて、いる、わけでございまして、それをですね、紹介をさせていただいたということ、で、ございまして、強引に何か私が言っていないことを言ったかのごとくに、決め付けて質問するのはこれはどうかと、このように思う次第でございます。」


小西洋之
「私、全く目は泳いでおりませんので、国民の皆さんに申し上げます。
今、安倍総理、私が聞いたことに何も答えていないです。
この安倍総理の答弁の本質的な一番の問題は、教育勅語の丸暗記をしていること、大阪の塚本幼稚園という名前を出して、これはいいことだというふうに質疑者は言っているわけです。それについて、幼児教育について総理の所見を問われ、教育勅語の丸暗記、斉唱については一言も触れずに、それは実は思考力を刺激している、単に覚えるということではないというようなことを言っていること自体が内閣総理大臣の答弁として日本国憲法の趣旨に反し、教育基本法の趣旨に反す違憲の答弁ですよ、これ。違憲の答弁ですよ。」



安倍森友答弁74




小西洋之
「じゃ、安倍総理に伺います、安倍総理に伺います。
自民党の船田元先生、伝統ある作新学院の学院長でございますけれども、船田先生が三月の六日にブログでこのようなことをおっしゃっております。
『塚本幼稚園の教育は、教育勅語や、中国や韓国を敵視するスローガンを暗記させるという偏向した教育であり、幼稚園教育要領を明らかに逸脱している。極めて異常である。特定の価値観を、しかも暗記という方法で教え込むことは、我々の教育とは真反対にある。過去の歴史が指し示すとおり、国家の崩壊は、まず教育の崩壊から始まる。私たちは決して過去の轍を踏んではならない。』というふうにおっしゃっているところでございます。
安倍総理に伺います。
この船田先生の教育者、そして政治家としての見解についての総理の見解
そして、先ほど答弁、答えられていませんから、明確に答えてください。
総理は、学校教育法の下の我が日本国の学校において、幼稚園を含む、教育勅語を丸暗記することが教育として許されているとお考えなんでしょうか。二回目です。明確に答弁ください。」

安倍晋三
「それはですね、文部科学大臣に聞いていただきたいと思います。(小西「総理だよ」)
総理だよ、総理だよという、今、答弁しているんですから、質疑者の席からそうやってやじを飛ばさないでください。そっ、そこでですね」(小西何か発言。聞き取り困難)

安倍晋三
「ちょっ、ちょっと興奮しないでください、少し。
そこでですね、そこでですね、えー、お答えをさせていただきますが、先ほどまず憲法違反とまで言われたんですから、なぜ憲法違反かということは分からないんですが、で、憲法違反ではないということを、まず、答弁させていただかなければですね、総理大臣としての答弁が憲法違反とまで言われたんですから。
で、この、まず、この質疑者の中にあって、ここでですね、私は、この、な、な、長い教育勅語を全部言うんですね、ということは、これはよく、十分に私は答弁をするんですが、これ、の賛否を求められても、そこをすぐに賛否するという立場にはありませんでしたから、それ十分に、私は承知をしていなかったわけでありますから、そこでですね、反復練習がどうなのかということについて、私は申し上げたわけであります。
例えば、論語を暗記しますよね。これは土堂小学校でやっていることなんですが、言わば、この、えー、この、あん、あん、えー、この、輪読をしますね、この輪読をしてずっと復唱をする、この輪読をする、ということの意義、意味について、ちょうどこれはですね、我々、えー、教育再生、えー、あのー、ま、その後、教育再生会議でやることになるんですが、あー、えー、言わば、この、おー、おー、教育再生会議で行っていた、この輪読の意味、言わば反復練習の意味については私はよく承知をしておりましたから、それについてお答えをさせていただいたわけ、で、ありまして、ですから、それ、それに、そう答えることがですね、何で、いきなり、憲法違反になるのかというので、私も驚愕をしているわけでございます。
その上においてですね、では、えー、この幼稚園においてですね、教育勅語をですね、えー、教育勅語について、えー、この、えー、暗記してそれを言うということについてはですね、えー、これは文部科学大臣からお答えをさせていただきたいと思います。」

松野博一
「お答えをいたします。
まず、この暗唱という手法が幼稚園教育要領に照らしてどうかということでございますが、幼稚園教育要領において、暗唱に関する記載はありませんが、幼稚園の教育は遊びや具体的な体験を通じて幼児に様々な力が育つよう指導を基本としており、暗唱させるなどの具体的な指導に当たっては幼児の発達段階を踏まえた適切な配慮をしていくことが必要と考えております。各幼稚園においてどのような教育を行うかは、もう一義的にはそれぞれの園で創意工夫をしながら考えていただくものであろうかと存じます。
教育基本法との関連でございますけれども、この教育勅語の扱いに関しましては、もうこれは教育基本法、また現行憲法に照らし合わせて適切にということが当然のことでございますが、個々の事例に関しての判断は所轄庁である都道府県によってなされるものと承知をしております。」

小西洋之
安倍総理も、文科大臣も、幼稚園での教育勅語の丸暗記について否定をされませんでした。驚愕しております。
配付資料の十ページ、実はこうした教育勅語についての解釈の在り方は安倍内閣によって変えられてしまっているんです。
それ以前の昭和五十八年、中曽根内閣の法解釈でございますけれども、これはある県の私立学校の学校で教育勅語の朗読がされていた、これについて文科大臣が、遺憾なことであり、それを止めるために、やめていただくために行政指導を行ったという例がありました。これが本当の法律に基づく行政なわけでございます。
安倍総理に最後伺います。憲法違反の理由が分からないと言いました、安倍総理に伺います。
日本国憲法で一番大切な価値、人権規定の根源にある価値、日本国憲法の目的そのものの価値は何ですか。日本国憲法で一番大切な価値は何でしょうか。」

委員長(山本一太)安倍内閣総理大臣。時間が来ておりますので短くお願いします。

安倍晋三
「あっ、あの、(山本一太が何か言う) 分かりました。
えー、言わば、あ、我々はですね、えー、この、おー、にほ、日本国憲法のですね、この平和主義、そして基本的人権、えー、についてですね、え、しっかりと我々はですね、この、重要視をしていると、で、主権在民というこの三つの基本的な原理について、え、既に申し上げてきているとおり、で、あります。また、あの、えー、かつて委員とは十三条の解釈についていろんな議論をさせていただいたところでございますが、もう既に議論をしておりますので繰り返しは避けさせていただきたいと思います。」

委員長(山本一太)「終わりです。」
小西洋之
「十三条という言葉がありましたけれども、個人の尊厳の尊重という言葉はありませんでした」

委員長(山本一太)「時間終わっておりますのでまとめてください、小西君。」

小西洋之
「天皇に忠誠を誓うそうした教育は個人の尊厳の尊重に反する」

委員長(山本一太)「小西君。小西君。」

小西洋之
「であるから、教育勅語を教育で使用することは憲法違反である、そのことを申し上げさせていただきます。」

委員長(山本一太)「以上で小西洋之君の質疑は終了いたしました。」 (拍手)


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尾張おっぺけぺー

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